Webサービス開発SaaS / 時間管理 / データ連携

散らばる業務データを、
時間の意思決定へつなぐ。

クライアント
タイムクラウド株式会社
プロジェクト
TimeCrowd Sync 開発支援
パートナー
ラフノート株式会社

本事例は、eapグループのラフノート株式会社が開発に参画した実績を、eapグループの事例として紹介するものです。

TimeCrowdは、チームやプロジェクトにおける「誰が・どの業務に・どれだけ時間を使ったか」を記録・可視化する時間管理・工数管理ツールです。案件別・担当者別の業務時間や人件費を含む原価を把握し、日々の業務データを意思決定に活かせる状態を支えています。

ラフノートは、外部サービスとのデータ連携にかかわる「TimeCrowd Sync」の開発に参画しました。複数のツールに分散する利用データを、TimeCrowdで扱える形に整えるための設計・実装を担当しています。

Webサービス開発

  • Webサービス開発
  • 外部サービス連携
  • データ連携設計
TimeCrowdの業務データのレポート画面を示した事例ビジュアル

01

プロジェクト概要

クライアント
タイムクラウド株式会社
プロダクト
TimeCrowd(時間管理・工数管理ツール)
プロジェクト
TimeCrowd Sync 開発支援
業界
SaaS / 時間管理 / データ連携
支援領域
Webサービス開発 / 外部サービス連携 / データ連携設計
開発パートナー
ラフノート株式会社(eapグループ会社)
担当範囲
TimeCrowd Syncにおける、外部サービスとのデータ連携にかかわる設計・実装

扱う対象

複数のツールに分散し、連携先ごとにデータ項目や取得の方法が異なる利用データ。

ラフノートの担当

分散する利用データを、TimeCrowdで扱える形に整えるための設計・実装。

組み立てた構成

取得、対応づけ、共通化、段階的な取得、再試行、定期実行、検証を役割ごとに分け、連携ごとの差異を吸収する構成。

02

TimeCrowdとはTimeCrowdとは、業務時間を意思決定に使える情報へ変えるプロダクト。

TimeCrowdは、チームの業務時間・工数を記録し、案件別・担当者別に可視化する時間管理・工数管理ツールです。誰が、どの業務に、どれくらい時間を使っているかを、チーム全体で把握できます。

記録した時間は、プロジェクトごとの時間や、メンバーの単価を加味した人件費・原価の確認にもつながります。さらに、外部サービスとの連携を通じて、チームが日常的に使うツールに分散する利用データを、TimeCrowdで扱える形に整えられることも特徴です。

  • 5,500社以上

    導入社数

  • 61,000名

    累計ユーザー数

※ 出典:TimeCrowd公式サイト(2026年9月30日確認)。TimeCrowdというプロダクトの規模を示す数値で、ラフノートの開発成果や支援実績を示すものではありません。

03

プロジェクトの背景・課題連携先が増えるほど、データの形と取り出し方の違いが積み重なる。

業務の時間を正しく捉えるには、時間の記録だけでなく、タスク、予定、やり取りといった関連する情報が欠かせません。こうした情報は、チャット、カレンダー、業務アプリなど、チームが日常的に使う別々のツールに分散しています。

TimeCrowd Syncは、外部サービスとの連携を通じて、分散する利用データをTimeCrowdで扱える形に整えるためのサブシステムです。一方で、連携先ごとにデータ項目の持ち方、取得の手順、一度に受け取れる量は異なります。連携先を増やすたびに個別の作り込みを重ねると、同じような処理が重複し、変更の影響範囲も見えにくくなります。

開発では、次の4つを論点として扱いました。

  • 01データ項目の対応づけ

    取得元から受け取った情報を、TimeCrowdで扱うどの情報に対応させるか。

  • 02連携先ごとの差異

    情報の種類、項目の持ち方、取得の手順は連携先ごとに異なる。その違いを、どこで受け止めるか。

  • 03共通処理と個別処理の分担

    複数の連携に共通する処理と、特定の連携先にだけ必要な処理を、どう分けて持つか。

  • 04取得量・失敗・定期実行

    データが複数回に分かれて返ってくる場合、通信が一時的に失敗した場合、決まった間隔で処理を呼び出す場合を、あらかじめ前提に置く。

04

開発で取り組んだこと連携ごとの差異を吸収し、継続運用できる形にする。

TimeCrowd Syncの開発では、取得、対応づけ、共通化、段階的な取得、再試行、定期実行、検証を役割ごとに分けて、連携処理を組み立てています。ラフノートは、このうち外部サービスとのデータ連携にかかわる設計・実装を担当しました。

  1. 01 取得

    複数の外部サービスから利用データを取得する

    連携先ごとに用意された手段で利用データを取得する仕組みを、データの対応づけとは分けて配置しています。外部サービスとの通信にかかわる違いを、この層で受け止めます。

  2. 02 対応づけ

    取得元ごとに異なるデータ項目を、TimeCrowdの形式へ

    アカウント、利用者、タスク、予定などを関連づけて扱うデータモデルを持ち、取得元ごとに異なるデータ項目を、TimeCrowdで扱う形式に対応づけます。一部のデータには、入力や状態が妥当かを確認する定義を置いています。

  3. 03 共通化

    共通の土台と、連携先固有の処理を分ける

    複数の連携に共通する処理を土台として持ち、連携先ごとに異なる処理をその上に分けて実装しています。連携先ごとの差異を、個別の処理の側に閉じ込める構成です。

  4. 04 段階取得

    データを複数回に分けて段階的に取り込む

    一度にすべてを受け取れない場合を前提に、データを複数回に分けて取得し、段階的に取り込む処理を組み込んでいます。

  5. 05 再試行

    一時的な失敗を考慮して、処理をやり直す

    通信の一時的な失敗を考慮し、失敗した処理を再試行する仕組みを組み込んでいます。

  6. 06 定期実行

    定期的に呼び出されることを前提に設計する

    決まった間隔で同期の処理を呼び出す定義を置き、定期的に実行されることを前提に処理を設計しています。

  7. 07 検証

    自動テストと静的チェックで、変更を確かめる

    一部の共通処理と連携処理には、期待する結果や例外時の挙動を確かめる自動テストがあります。あわせて、コードの静的チェックを組み合わせ、変更時に確認できる構成をとっています。

05

ラフノートの担当範囲外部サービスとのデータ連携にかかわる、設計・実装を担当。

ラフノート株式会社(eapグループ会社)は、TimeCrowd Syncの開発に参画し、複数のツールに分散する利用データをTimeCrowdで扱える形に整えるための設計・実装を担当しました。TimeCrowd全体の開発や、すべての連携機能を担当したものではありません。

  • 01設計

    複数ツールに分散する利用データを、TimeCrowdで扱える形に整えるための設計。

  • 02実装

    上記の設計にもとづく、外部サービスとのデータ連携に関わる実装。

06

代表コメント開発を前に進める、信頼できるパートナーとして。

「TimeCrowd Syncでは、外部サービスとの連携という難易度の高い開発に取り組んでいます。ラフノートには、要件を理解したうえで実装と検証まで伴走いただき、開発を大きく前に進めてもらいました。プロダクトを継続して磨いていくうえで、信頼できる開発パートナーだと感じています。」

タイムクラウド株式会社代表取締役 西小倉 宏信

※本ページの内容は、EAPグループの公開事例(2026年10月時点)にもとづいて構成しています。画面・写真は掲載していません。

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